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2024.03.14

「ナカメ未来ビジョン」を策定しました

「ナカメ未来ビジョン」を策定しました エリアプラットフォーム「ナカメをデザインする会議。」設立と未来ビジョン策定
令和6年2月16日にナカメエリアマネジメントを中心に目黒区や地元事業者等によるエリアプラットフォーム(*)「ナカメをデザインする会議。」を設立しました。そしてそのメンバーと共に考えたまちづくりの方針と具体的な取り組み目標「ナカメ未来ビジョン」を令和6年3月に策定しました。

*…行政をはじめ、まちづくりの担い手であるまちづくり会社・団体、まちづくりや地域課題解決に関心がある企業、自治会・町内会、商店街・商工会議所、住民、地権者・就業者などが集まって、まちの将来像を議論・描き、その実現に向けた取組(=まちづくり)について協議・調整を行うための場(国土交通省パンフレット「まちづくりの可能性を広げるエリアプラットフォーム」より)

↓「ナカメ未来ビジョン」はこちらのリンクからご覧いただけます↓※新しいタブでリンクが開きます。
【ナカメ未来ビジョン】 【ナカメ未来ビジョン概要版】

エリアプラットフォーム設立の背景(まちの変化)
中目黒駅周辺地区は、駅を中心とした利便性の高いエリアであり、多くの人々が暮らし、訪れるまちです。目黒川や沿川の桜などの自然、公園や街路樹などの豊かなみどり、暮らしに寄り添う商店街、個性のある店舗、先進的な取組を行うコンセプト店舗など、多様な魅力をもつ人気のエリアとなっています。
近年では、東京音楽大学中目黒・代官山キャンパスの開校や東京地方裁判所・中目黒分室の開設など、様々なまちの変化がみられます。さらに、市街地再開発事業の検討やグローバルスタートアップキャンパス構想のフラッグシップ拠点に基づく施設整備など、新たな動きも出てきています。
このような中で、エリアの魅力を守り・伸ばしながら、まちの変化に合わせたまちづくりに取り組むことが必要になっています。

未来ビジョン策定に向けたこれまでの取り組み
多様な魅力を持つ中目黒駅周辺地区における今後のまちの変化や更なる公民連携まちづくりの進展を踏まえ、令和2年度には我々「一般社団法人ナカメエリアマネジメント(NAM)」が街づくり協議会の実行組織として設立され、目黒川船入場の利活用をはじめとするさまざまなまちづくり活動を展開しています。そして令和3年度から目黒区とNAMが事務局となり、エリアプラットフォームの準備会を発足し、参画メンバーと共に「未来ビジョン」の策定に向けた取組を行ってきました。

未来ビジョン策定の目的
未来ビジョンの策定は、まちの変化や公民連携まちづくりの進展を踏まえ、将来に向けたまちづくりの方針と具体的な取組を明確にするとともに、多様な人材が参画・連携して取り組むことを目的としています。
未来ビジョンの名称は、これまで地域に親しまれてきた愛称である「ナカメ」を使い「ナカメ未来ビジョン」とすることで、「ナカメ」に関わる・関わりたい多くの人と一緒に未来の「ナカメ」を育てていくことを目指します。

ビジョンの位置づけと期間
ナカメに関わる方々が取り組むビジョンであることから、策定時点では実現が困難であったり、調整・協議が図られていない内容も含まれています。この「ナカメ未来ビジョン」をきっかけに、一人でも多くの方がナカメに関心と関わりを持ち、将来のナカメの姿について夢を語り、その実現に向けてトライ&エラーを重ねながらまちを育てていくことで、「自分たちのまち」と思えるナカメを目指していきます。
(ビジョンには目黒区が行う取組も含まれるため、「目黒区基本計画」、「目黒区都市計画マスタープラン」、「中目黒駅周辺地区整備計画」を踏まえながら、実施期間を約20年間と想定する将来構想とします)


【ナカメ未来ビジョン(概要版)】